「外で会おう」にうんざりしますが…
キャバ嬢やホステスをしていると必ず「次は外で会おうよ」とお客様から誘われることがあります。
誘われすぎてウンザリしてる女性も多いかと思います。
「外でお客さんと会っても何もメリットは無いから店外デートなんてしたくない。けど指名では来てほしい」、これが皆さんの本音でしょう。
今回はそんな店外デートばかり希望するお客様を次の指名や同伴につなげる方法について考えてみます。
初見のお客様にはズバッと本音を
大衆店や若いお客様が多いお店では、初見で誘ってくるお客様が多いです。
一回場内指名をいれただけで「次は外で遊ぼう」と誘ってくるお客様は、このタイプがほとんどです。
このタイプのお客さんは「できるだけ安く飲みたい、キャバ嬢を口説きたい、できることならセックスしたい」と考えていますので女性からしたら一番嫌なタイプのお客様です。
この手のお客様は『自分が嫌な客』である自覚が全くありません。
ただでキャバ嬢と外で会おうとしたり、無駄に長電話をしたがる皆さんにとって痛客です。
このようなお客様にはダラダラと連絡を取り合って心身ともに疲弊するよりも、思い切ってズバッと言うのも一つの手です。
「店外で会うのは仲良くなってからにしたいので最初はお店に来て欲しい」
本音をしっかり言いましょう。それで離れてしまうお客様ならそれまでです。
何も間違った事は言ってないので、堂々と言うことが大事です。厳しく言いすぎるとお客様はもう落とせないと思って諦めてしまいますので、「何度か通ったら落とせそう」と期待を持たせながらも、ハッキリとお店に会いに来てほしいと伝えることが重要です。
「いきなり口説くと格好悪い」
「口説く前にきちんと指名で通うことがいい男」
これをお客様に意識づけするように会話の中で上手に伝えて、考え方を変えさせましょう。
上手に伝える事ができると、お客様も店外のデートには誘いづらくなります。
定期的に来てくれるお客様への対処法
定期的にお店に指名客として来てくれるお客様でも店外デートをしたがるお客様はいます。このようなお客様に対しては、
- 店外デートが嫌なのか
- お客様が嫌なのか
- 今日が無理なのか
当たり前ですがあくまでも「今日は無理」だと上手に伝えましょう。
一番簡単なのは嘘の「設定」を作ることです。
休みの日は、祖母の介護をしないといけないとか、仕事の直前まで親の仕事手伝っている、昼のバイトをしているなどなど、忙しい人間を装ってそれのせいでデートできないという設定にすることです。
ただ何度断っても「じゃあその次の日曜日は?この祝日は?」みたいな感じでしつこく誘ってくるお客様もいますが、その場合「仕事前の一時間前は予定ないから、ご飯食べて同伴しようよ」とサクッと同伴に誘いましょう。
お客様は、ゆっくり長時間あなたと過ごしたくて店外デートを誘っているのですが、そこにはあえて気づかないフリをして同伴に誘いましょう。
こういうテクニックが身につくとナイトワークのスキルが向上して気がついたら指名が取れるようになっています。
お客様に下に見られないことが大事
お客様から自分が下に見られると「ご飯をご馳走してあげるんだから、それで満足でしょ?」と思われます。だから店外デートに簡単に誘ってくるところがあります。
これに対しては例えばLINEのタイムラインなどに同伴の写真をアップするなど上手に活用することで、あなたには、食事+同伴をしてくれるお客様がいるという事を知ってもらうだけで、その考えを潰せます。
これができるようになると「指名でこれだけ通ってんだから」とお客様から見返りを求められることも少なくなります。
お客様に主導権を握られないように上手に振る舞うことが店内での指名や同伴の数の向上につながります。