キャバクラのお給料「天引き」の内訳を徹底解説

お給料には「引かれもの」があります

お給料が魅力的なキャバ嬢ですが、実は稼いだ分の全額がまるまる支給されるわけではありません。

控除(通称:引かれ物)と言ってお給料から天引きされるものがあります。引かれものが必ずあるので仮に1日働いて1万円稼いだとしても、手取りは8000円~8500円程になってしまうことがほとんどです。

何がお給料から引かれているのか?本当に引かれなければならないものなのか?気になるところですよね。

そこで今日はお給料から天引きされるものについて解説していきます。

具体的な引かれものとは?

まず税金です。源泉徴収と言いますが給料から事前に所得税が差し引かれ、お店が自分の代わりに所得税を納付してくれる制度のことで、この源泉徴収はどこのお店でも必ず引かれる物です。

これがお給料の10%です。

次にお店でヘアメを利用すればその分ヘアメ代が引かれます。ヘアセットのために美容師さんを雇っているお店も多いので、美容師さんのお給料になると思ってください。

ヘアメ代はお店によって違いますが、1回500円~1500円が相場です。美容室でヘアセットするよりも少し安めに設定されています。なお、ヘアメを利用してもしなくてもヘアメ代を引かれるというお店も存在します。

そして営業終了後の送り代も引かれます。距離やエリアによって500円~3000円で設定しているお店が多く、何kmまでは無料だけど以後1kmごとに100円、など細かく設定しているお店もあります。

3000円と聞くと「そんなに引かれるの!?」と思ってしまいますが、それが遠距離なら夜間料金の高いタクシーを利用するよりも格段に安く上がります。変にケチらずに送りを利用して安全に自宅まで送ってもらうことをおすすめします。

そのほかには厚生費・雑費があります。厚生費と雑費はトイレやロッカーなどの使用料という名目で引かれています。

またお店においてある衣装を使用した場合、衣装レンタル代がかかります。

ドレスに500円~1000円、ヒールに500円など、ドレスとヒールは別に設定しているところもありますが無料というお店もたまにあります。

衣装レンタル代として引かれた分は衣装のクリーニングや新しい衣装の購入費用として使われます。

引かれものが多いお店は要注意?

ここまでで「高時給に見えても意外と引かれる物が多いんだな」と思った人も多いのではないでしょうか?

ただし上記で説明したような税金、ヘアメ代、送り代などはお店を運営していく上で必須の経費ですので仕方のない面もあります。

大体のお店は上記のような費用をお給料から天引きするのですが、お店によっては引かれ物が多すぎる場合もあります。

時給5000円を謳っているから入店したら、引かれ物が多すぎて手取りは時給2000円だったなんてこともごく稀にではありますがあり得ます。

この場合は時給を高額にして一見高待遇に見せてから引かれ物でその分を引き、キャストに支払う時給が高くならないように調整しているのです。このようなお店は要注意です。

Author: vipplus

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