メリットばかりではない美容整形
前回美容整形をすることによって、まずルックスの印象が良くなってお客様を掴みやすくなるということ、外見が変わることによって自分のルックスに対するコンプレックスがなくなって自分の内面もポジティブに改善することなどのメリットを説明して来ました。
しかし何事もメリットになる面があればデメリットもあります。
今回は美容整形をした際のデメリットについて説明したいと思います。
ダウンタイム中は収入がない
美容整形にはダウンタイム(施術してから回復するまでの期間)がつきものです。
美容整形を行なった際には、腫れ、むくみ、痣(あざ)切開した傷跡などが出来やすく、施術内容によっては1ヶ月丸々ダウンタイムになる時もあります。
当然ですがダウンタイム中は生活にも制限が生まれます。
整形後はお酒やタバコが禁止の場合が多いですし、太陽に当たるとアザになる施術もあるので、落ち着くまでは家で安静にしなくてはいけません。
そして大事なことですが、しばらくまともに働けない状況が続いて収入がないので、ダウンタイム中の生活資金も用意しておきましょう。
離れるお客様もいる
美容整形をして「可愛いね」と指名してくれるお客様が増えるも一方で、「整形してほしくなかった…」と言い出す既存の指名客もいます。
二重や涙袋くらいなら案外バレずに済みますが、人中短縮やプロテーゼなど絶対バレる美容整形もありますので避けて通れない問題です。
とはいえ整形で離れてしまうお客様は違う理由でいつか離れます。別れは今よりも美しくなるための代償だと割り切りましょう。
元には戻らない
一切メスを使わない整形であっても美容整形をする前の状態には戻せないのがほとんどです。
埋没法も、2点どめで施術するよりその糸を切る手術の方がずっと大変だし痛いです。
鼻に入れるプロテーゼも取り出すことはできても、鼻先に軟骨を移植していたりする場合それがどう作用するかはやってみるまでわかりません。
数ヶ月経てば溶けて消えるヒアルロン酸ですら、何度も注入していると打った部分がぶよぶよすると悩んでいる人もいます。
そして当然ですが切開系の手術は元にもどせません。
「メスを使ってないから安全」と思わずに、元には戻せない覚悟を持ってやりましょう。
からかわれても気にしない
外見をいじっている人は、美容整形が終わると今度は整形美人とからかわれる場合が多いです。
からかわれた時にうまく切り返せないままだと、結局新しく整形した部分がせっかく良くなっているのに新しいコンプレックスになってしまって美容整形をくりかえしてしまいます。
メンタル面でもダメージは大きいです。
お客様の中には、キャバ嬢にそういう絡み方しかできない不器用なお客さんもいますが、なんでも話半分で聞き流しておくのがベストです。
どうしても聞き流せない場合は、誰も知らないお店で再出発するのもアリです。